AirLand-Battleの日記

思い付きや素朴な疑問、常識の整理など、特段のテーマを決めずに書いております。

お風呂時間をより有意義に

 最近はシャワーで済ます人も増えたと聞きますが、浴槽に浸かって一日の疲れを洗い流し、心身をリフレッシュできるお風呂時間、せっかくなら、もっと有意義な時間にしてみませんか? 以下のポイントの中から選んで少し工夫するだけで、お風呂は至福のリラックスタイムに変わります。


(A)石鹸やシャンプーをこだわって選ぶ

毎日使うものだからこそ、石鹸やシャンプーは成分や香りにこだわって一度変えてみてはいかがでしょう。商品テストの雑誌や通販サイトで評判の良いもの(知らなかったもの)があるはずです。

<成分> 肌質や悩みに合わせて、保湿成分や洗浄成分が配合されたものを選ぶのがおすすめです。乾燥肌の方にはセラミドやヒアルロン酸、敏感肌の方には低刺激性のものを選ぶと良いでしょう。
<香り> リラックス効果の高いラベンダーやカモミール、リフレッシュ効果のある柑橘系など、その日の気分に合わせて香りを選びましょう。アロマオイルを数滴湯船に垂らすのもおすすめです。

 

(B)浴槽内でストレッチ

湯船の中で体を温めながらストレッチをすることで、血行が促進され、体の柔軟性も効果的に高まります。

<首や肩のストレッチ> 首をゆっくり回したり、指を組んで腕を伸ばしたり、肩を上下に動かしたりすることで、首や肩のコリをほぐします。

<足のストレッチ> 足首を回したり、足の指をグーパーしたりすることで、足のむくみを解消します。浴槽がある程度大きければ、膝を伸ばした状態で10秒維持します。
<体の側面を伸ばすストレッチ> 浴槽の縁に手をつき、体を横に倒すことで、体の側面を伸ばします。

 

(C)浴槽内で筋トレ

浴槽内での軽い筋トレは、水の抵抗を利用することで、陸上よりも負荷を軽減しながら効果的かつ安全に筋肉を鍛えられます。いずれも水面から出ないように、負荷を感じながら調整したペース配分で行ってください。

<腕振り> 片方の手のひら広げて肘を伸ばし、肩を支点に上下あるいは左右に振る。

<アームカール> 掌を上にして手首を伸ばした状態で腕を浴槽の底に下ろし、肘を支点として掌を上げる。続けて掌を下向きに返し、肘を支点として掌を下げる。

<脚振り> 片方の脚を膝を伸ばした状態て脚全体を上げる、股関節を支点に左右に振る。

 

(D)季節ごと、冬は特に入浴剤を使う

入浴剤は、保湿効果やリラックス効果を高めるだけでなく、香りや色で気分転換にもなります。出張でホテルでの宿泊が続くような場合には特に、入浴剤を用意してストレスの鎮静に役立つでしょう。

<冬> 肌が乾燥して入浴後にカユクなる経験はないでしょうか。対策として保湿効果の高いオイル系や、体を温める炭酸系、生薬系の入浴剤がおすすめです。
<夏> 日中に発汗していますので、気分清涼感のあるミント系や柑橘系の入浴剤がおすすめです。

 

(E)半身浴や足湯の利点とやり方

半身浴は、全身浴よりも体に負担をかけずに、体の芯から温められる入浴法です。足湯は、手軽に体を温められるだけでなく、むくみ解消にも効果があります。

<半身浴> 38~40℃のぬるめのお湯に、みぞおちあたりまで浸かります。20~30分程度を目安に、水分補給をしながら行いましょう。また、上体が冷えないように、乾いたタオルを肩にかけるなど注意してください。
<足湯> 42~43℃の熱めのお湯をバケツや足湯用の容器に用意し、15~20分程度足を浸します。アロマオイルを数滴垂らすと、リラックス効果も高まります。

 

(F)防水Bluetoothスピーカーや防水タブレットを持ち込んで楽しむ

お風呂時間をさらに充実させるために、防水Bluetoothスピーカーや防水タブレットを持ち込んで、音楽や動画を楽しみましょう。くれぐれも防水性能については、浴室での使用に耐えるか否かを事前に確認してください。

 

(G)ヒートショックや転倒に関する注意点

お風呂はリラックスできる場所ですが、注意も必要です。

特に「ヒートショック」とは、温度の急激な変化によって血圧が上下に大きく変動し、心筋梗塞や脳卒中などの健康被害を引き起こすことです。特に冬場や入浴時に多く発生することが知られていますので、高齢者や心臓に問題が無い人であっても知っておきたい事故です。

<ヒートショック>  脱衣所と浴室の温度差を小さくするために、脱衣所を暖めたり、入浴前にかけ湯をしたりしましょう。
<転倒> 浴室内は滑りやすいので、滑り止めマットを使用したり、ゆっくりと移動したりするようにしましょう。
<飲酒> 飲酒後の入浴: 飲酒後の入浴は、血圧の変動が大きくなるため、控えましょう。

 

 

以上の情報を参考に、お風呂時間をより有意義なものしていただければ幸いです。また、有意義にとはいっても、何も考えずに目を閉じてボーっと過ごしてリラックスするというのも、十分に良い入浴方法だと思います。

 

以上