毎年、ノーベル賞の発表が近づくと、日本人は受賞できるのかということが話題となります。そして日本人が受賞すると、その研究成果についての紹介と科学技術や人類福祉への貢献を賛美するニュースが続きます。
個人的に毎回感じることとして「日本人以外の多くの人物も同等以上の研究成果を残しているのに、日本人の研究成果だけを殊の外に注目して賛美するのは、あまりにも知性的でない狭量な態度」だということです。
そこで今回はノーベル賞に並ぶとされる国際賞のひとつである「2026年度のIEEE栄誉賞」(2026年1月17日発表)について紹介し、日本人以外の偉大な科学研究の成果を少しでも触れたいと思います。「最新の研究分野にはこのようなものがあるのか」といった感動や「全く知らない所で画期的な進歩が起きている事実」を知っていただければ幸いです。
2026年度の受賞者は、現在世界で最も注目されている企業のリーダーの一人でした。昨今のAIの発展を支えている主要ハードウェアを製造していることで一躍有名になった半導体メーカーのCEOですね。(個人的にはパソコンの高性能グラフィック・ボードのメーカーという印象が未だ残っています。)
もっとも要約についてはAI(Gemini)に任せきりですので、信頼性に幾分かの不備がありうる点はご留意ください。
IEEE栄誉賞(IEEE Medal of Honor)の豆知識
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世界最高峰: 1917年に創設され、電気・電子・情報工学の分野で「ノーベル賞」に匹敵する重みを持つ賞です。
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賞金の増額: 2025年度のヘンリー・サミュエリ氏から、賞金が200万ドル(約3億円)へと大幅に引き上げられました。
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日本人の受賞者: 過去には、トンネルダイオードの発見でノーベル賞も受賞した江崎玲於奈氏(1991年)や、青色LEDの開発で知られる赤崎勇氏(2011年)などが受賞しています。

2026年度 受賞者
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発表日: 2026年1月7日
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受賞者: ジェンスン・フアン(Jensen Huang / 黄 仁勲)
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所属: NVIDIA(エヌビディア)創設者・CEO
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研究内容(受賞理由): アクセラレーテッド・コンピューティング(加速計算)における先見性のあるリーダーシップと革新的な業績。彼が主導したGPUの発明と進化は、現代のAI(人工知能)革命の基盤となるインフラを構築し、産業界に新たな産業革命をもたらしたと評価されました。