毎年、ノーベル賞の発表が近づくと、日本人は受賞できるのかということが話題となります。そして日本人が受賞すると、その研究成果についての紹介と科学技術や人類福祉への貢献を賛美するニュースが続きます。
個人的に毎回感じることとして「日本人以外の多くの人物も同等以上の研究成果を残しているのに、日本人の研究成果だけを殊の外に注目して賛美するのは、あまりにも知性的でない狭量な態度」だということです。
そこで今回は「数学のノーベル賞」とされる権威ある国際賞のひとつである「アーベル賞」(2026年3月19日発表)について紹介し、日本人以外の偉大な科学研究の成果を少しでも触れたいと思います。「最新の研究分野にはこのようなものがあるのか」や「ここの国に最優秀の研究者がいるのか」といった感動や「全く知らない所で画期的な進歩が起きている事実」を知っていただければ幸いです。(もっとも要約についてはAI(Gemini)に任せきりですので、信頼性に幾分かの不備がありうる点はご留意ください。)
2026年度 アーベル賞 受賞者
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発表日: 2026年3月19日
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受賞者: ゲルト・ファルティングス(Gerd Faltings)
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所属: マックス・プランク数学研究所(ドイツ)名誉所長、ボン大学 名誉教授
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研究内容(受賞理由):
「数論幾何学における強力な手法を導入し、モーデルやラングによる長年のディオファントス予想を解決したこと」
功績のポイント
ファルティングス氏は1983年、それまで60年間にわたり世界中の天才数学者たちを阻んできた難問「モーデル予想」を、わずか28歳の若さで証明し世界を驚愕させました。この業績は、あの歴史的難問「フェルマの最終定理」の証明における決定的なブレイクスルー(一歩)となったことでも有名です。彼は若い世代のみに贈られる「フィールズ賞(1986年)」も受賞しており、今回のアーベル賞受賞によって、数学界の二大栄誉を両方手にした「ドイツ人初の数学者」となりました。
今回受賞したファルティングス氏が切り拓いた幾何学と数論の融合のように、一見交わらない分野が結びつく瞬間に劇的な進化を遂げます。

アーベル賞の4つの大きな特徴
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「生涯の業績」を評価する 同じく最高峰の「フィールズ賞」が「40歳以下」という厳格な年齢制限を持つのに対し、アーベル賞は年齢制限がなく、数学の発展に一生を捧げた巨匠たちの「全業績」に対して贈られます。
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圧倒的な賞金額 ノルウェー政府から支払われる賞金は750万ノルウェー・クローネ(約1億円以上)と、数学界の賞の中では群を抜いて高額で、これも「ノーベル賞」に匹敵すると言われる理由です。
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名前の由来 26歳という若さで結核により夭折した、19世紀のノルウェーの天才数学者ニールス・ヘンリック・アーベル(「五次以上の方程式には一般的な代数的解の公式が存在しない」ことを証明)の生誕200年を記念して2002年に設立されました。
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国家的な授賞式 授賞式は毎年5月にオスロ(ノルウェーの首都)で行われ、ノルウェー国王のハラルド5世から直接メダルが授与される非常に格式高い式典です。