以前に救急箱と工具箱の中身、そして入院時の持ち物について記事を載せましたが、今回は事務職に就いた新入社員の皆様に向けて、備えあれば憂いなし、会社の机の引き出しに備えたいものを幾つか提案したいと思います。
こうした新入社員向けの記事であれば通常3月か4月辺りにアップロードするのが適時ということは重々承知していますが、何事も思い立ったが吉日と思い、10月にもかかわらず自由気ままに綴らせてゆく所存です。
雑巾
昭和の時代には自分の机の掃除をするために必ず雑巾を備えるように言われたものでしたが、今は会社からそうした指示をされることは無いようです。しかし現実にはお茶やコーヒーをこぼしたり、壁や床が何かの理由で汚れたりする場面に出くわすことは十分に考えられますので、是非1枚は雑巾をマグネットのフックなどにぶら下げておくことをお勧めします。
パソコン掃除グッズ
足軽には火縄銃、事務職にはパソコンが必須装備であることに異論は無いと思います。パソコンはずっと使っていると少しずつ汚れますので、時々は掃除したくなるものです。雑巾での掃除には向かないので、パソコン専用の掃除グッズを備えておくと良いでしょう。特に液晶ディスプレイの汚れが綺麗になると。わずかですが仕事のストレスが軽減されたような気になります。
□ディスプレイ・クリーナー: 液晶タブレットにも使えます。マイクロ・ファイバー製の布が便利です。ウェット・ティッシュ・タイプのものは使い切れずに1ヶ月位上置いておくと乾いてしまうことが多いのでご注意ください。
□キーボード用ブラシ: キーボードの隙間に知らず知らずのうちに入る小さなゴミを掃除します。
□エアー・ダスター・スプレー: キーボード用ブラシの仕上げ用に使います。なお、引き出しに収納するには少し大きいかもしれませんので置き場所に工夫を。
充電アダプター
学童と一部の高齢者を除いた現代人ならば、スマートフォンは必ず持っていると思います。さらに加えて会社から支給された1台を抱えることもあるでしょう。会社用の充電アダプターが私物にも使えれば共有するまでですが、共有できない場合には私物用の充電アダプターを会社の引き出しに置いておくと安心です。
(以下に続けて紹介する物も含めて、机でなく既にカバンに常備しているという方も多いかもしれません。)
置き傘
出社時には降っていなかったが帰宅時になって雨に遭った場合に備えるものです。そんな場面は頻繁にはないだろうと思ってビニール傘を買っていると、自宅に汚れたビニール傘が溜まってゆくことになります。
これも事務所によってはエアー・ダスター・スプレーのように置き場所に困ることがあるかもしれませんが、雑巾と一緒に折り畳み傘をぶら下げておけば良いでしょう。
ミニ救急箱
引き出しの片隅にタバコぐらいの箱や缶を用意して、頭痛薬、胃腸薬(下痢/便秘/二日酔い)、バンソウコウ、トローチ、リップクリーム、目薬、綿棒、糸ようじなどを少量ずつ入れておくと安心です。
ペンケース
これまでパソコンでの仕事を前提にした流れになっていますが、会議で紙の資料が配布されたり、ノートにメモをとることはまだまだ残っています。ここで、ボールペンと蛍光ペンを1本ずつくらいならばと手で持ったり、ポケットに入れたりする人は多いのですが、ここはペンケースに(安物ではない)ボールペンとシャープペン、レーザーポインターなどを入れておきたいところです。
ペンケース自体もビニールのキャラクター・グッズは避けて、できれば品格のある革製か布製のものが好ましいと思います。